アイデアシートを書いてみよう

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

記入できる項目から優先的に埋めていこう

成功した事業を見ると、「とてもあんなアイデアは…」などとしり込みする人もいるかもしれない。しかし、千里の道も一歩から。どんな事業も、1つの小さな発想が出発点になっているだ。それらを蓄積して、整理・修正し、磨き上げることで事業にしていったのである。
だからいきなり完成に近い「グッド・アイデア」が出なくても、とにかく事業に関連して思いつくこと、あるいは興味があること、知りたいと思うことなどを、実際に文字化してみることが大切なのだ。

アイデアシートには、事業アイデアを深めるために必要な項目がたくさん入っている。さっそくこのシートを使って、各項目を埋めてみてほしい。またパソコンやノートを使って各項目のスペースを大きく取り、関係あると思う考えや関連した情報を、好きなだけメモしていくのも良いだろう。
シートを見て、自分の強みや弱みを客観的に観察してみる。ある程度書き貯めたところで整理すれば、その事業アイデア自体の強みや弱み、さらには自分自身の強みや弱みまでが輪郭を持ってくるはずである。

尚、このシートに向かう時点で記入できない項目があっても構わない。時間をおいて調べたり、他人の意見を聞いたりしてじっくり取り組めば良いのだ。書き直すのも、もちろん問題ない。あるいはテーマ別に何枚つくっても構わないのだ。アイデアシートは、あくまでアイデアのタネを無駄にしないための道具なのである。

アイディアシート

事業名
事業アイディアの概要
顧客にとっての魅力
社会にとっての魅力
自分にとっての魅力
顧客の具体的なイメージ 取引先・仕入れ先・提携先・協力者など
興味を示しそうな人や団体(その理由) 敵対しそうな団体(その理由)
類似事業 類似事業との相違点
競争相手に優る点 競争相手に劣る点
先行者か成功している理由 先行者が苦労している理由
その事業に追加できそうな商品やサービス その事業からカットできそうな商品やサービス
実現するうえでの自分自身の課題 実現するうえでの社会的・地域的・業界的課題
許認可・届け出の必要性と種類 将来的なリスクや問題点
必要情報を得るための相手や機関
この事業アイデアに対する他人の意見

【無料】5分で診断!事業計画作成サポートツール

事業計画作成サポートツールでは、健全経営をしている先輩経営者を独自調査した結果と、あなたが作成した事業計画とを比較・判定が出来ます。
開業資金と売上見込みを入力するだけで、あなたの事業計画の安全率を測定することが可能です。

さらに、作成した事業計画はCSV形式、Excel形式、PDF形式でデータをダウンロードでき、日本政策金融公庫の融資申請時の事業計画書としてご利用頂けます。

あなたの事業計画は成功する計画かどうか、ぜひチャレンジしてみてください。

起業、経営ノウハウが詰まったツールのすべてが、
ここにあります。

無料で始める